心に響く私の大好きな感動おススメ映画
こんばんは!
今日はふと映画が見たいなと思い、何を見ようかな…と考えていたのですが、
私の人生に影響を与えてくれた、深く心に残っている映画を紹介しようと思い立ったので記事を書いております。
私の趣味というほどではないのかもしれませんが、映画は好きです。
ジャンルは小説ほどオールマイティーではなく偏っていて、一貫してホラーは読みませんし観ません!単純に怖いのと、後に残ったものも怖かったしかないからです。
嫌なところにずっと残り続けてたまに顔をだしてくる厄介者です。
そして今日私が勝手におススメしたくなった映画は
です。
そうです!やっぱり私はヒューマンドラマが大好きです。古い映画も好きです。
ショーシャンクの空にもかなり古い映画ですが、名作中の名作!
主演のモーガンフリーマンも一度は誰もが何かの映画で見たことのある俳優さんでは
ないでしょうか。
この作品はもう何度も観ていて、見るたびに涙してしまいます。
最初に観た時よりも、二度三度観るにつれて内容をより理解しているので色んな
人物の感情を読み取れるようになってより心に響く作品になっていくのではないかと思います。
ここからあらすじに触れていきたいのですが、細かく説明するととんでもなく長くなってしまいそうなので、端折って説明していこうと思います。
主人公アンディは銀行員でとても頭がよく真面目でお堅い感じ。
ある時妻とその不倫相手を殺害したという無実の罪でで逮捕されてしまい、
ショーシャンク刑務所で様々な人と出会い様々な出来事に巻き込まれていきます。
同性愛者に狙われひどい目に合い、看守にひどい目にあわされ、最初は本当にひどいことばかり沢山おこりますが、だんだんと展開が変わってきます。
銀行員で頭がものすごくきれることもあり、所長に見初められ、財務を担当するようになったり、看守たちの税金の相談役になったりと刑務所内での立ち位置、環境がかなり変わっていきます。
主人公がだんだんと変わり者から人気者になっていく姿はわくわくしてしまいます。
一番忘れてはいけない人物!それはモーガンフリーマン演じる「レッド」
彼も殺人罪で収監されている1人で、刑務所内では調達屋をしています。
はじめアンディが刑務所に入ってきた時は、ここには似つかわしくない雰囲気の変わり者が入ってきたなと、アンディの品のあるお高く留まった感じがいけ好かなかったのですが、物語が進むにつれてアンディとの関係は深まり、だんだんとその心に変化がおこります。
この物語の結末は脱獄なのですが、数ある脱獄映画のそれとは訳が違います。
この作品を紹介するのに「脱獄映画」とは言いません!
むしろ脱獄はおまけのようなものです!
かなり私情が入っておりますが、私のブログなので好きに書こうと思います。
脱獄に向けての準備、様々な戦略。目を見張るものがありますが、ここで紹介しきれない登場人物一人ひとりの人物像、エピソード、関わり合いの中で動く感情こそがこの映画の大好きポイントなのです。
50年刑務所内で生活しているおじいちゃんブルックス。このおじいちゃんは後に仮釈放になるのですが、長い年月を刑務所という閉鎖的なところで過ごしてきたため、外の世界に放り出されて1人の人間として生きていくことが出来ず、自ら命を絶ってしまいます。
出所した際、荷物を持って、用意されたアパートの部屋。
「Brooks was here」(ブルックスここにありき)
最後の言葉を壁に刻み込んで彼はこの世を去ります。
彼は確かにこの場所に存在しましたが、この場所に存在し続けることはできませんでした。
ストーリーの終盤。アンディは脱獄を誰にも知らせず、しかし「約束の場所」の事を
レッドにしきりに話し出します。レッドも何のことかよく分からず聞いているのですが、アンディが脱獄し刑務所内は大騒ぎになりいつしか記憶の中にしまわれてしまいます。
レッドが出所の日を迎え、ブルックと同じアパートに入り、決められたスーパーで働き始めます。そこには慣れ親しんだ仲間もおらず、家族も話し相手もない。
まるで誰からも自分が見えていないような世界でブルックと同じ道を歩むべく
壁に「so was red」と彫った時、アンディとの約束を思い出し、その場所にむかうのです。そしてクライマックスのシーンへ…
アンディはすべて分かっていて、彼の救いになりたかったのだと。
レッドの表情はその答えのすべてを物語っていて、涙なしには観られません。
ただ一人の人が、ただ一人の人と同じ世界、同じ時代に存在し、出会い関わりあうことでその一人の人生を変え、救い、色をつける。
本当に深く深く考えさせられる作品だと思います。
私に出会い、関わる人の人生に少しだけ何かを与えられる人でありたいと、この映画を観て思ったことをいつまでも忘れずにいようと思います。